2011年03月19日

【今月の電気料金】平成23年2月〜平成23年3月実績

【追記】4/9追記しました(赤字部分)
H23年3月分の電気料金の請求がきたので今月もご紹介します。
今回の結果は2月18日〜3月16日の27日間、ということで、八千代市で初めて実施された計画停電の3/16も含まれています。

実は、東電では『基本料金の4% × 1日1時間以上停電した日数が、電気料金から割引される約款になっているのをご存じですか?この割引条件はユーザ側に問題がある場合のみ対象から除かれますが、停電の理由には非常変災も含まれています。
⇒ 東電約款(記載場所は5ページ目「41.制限または中止の料金割引」) http://www.tepco.co.jp/e-rates/custom/shiryou/yakkan/pdf/kyouky05-j.pdf

そう書いている私も全く頭にもなかったことなんですが、なび夫さんは今月の電気料金のお知らせを手に取るなり、「金額には何の変更もないし、特に注意書きもないね。」と眺めています。
こんな状況じゃ、東電もそんな余裕ないんじゃない?と言いつつも、約款は約款。今後毎日3時間〜6時間程度実施され続けるかもしれないし、その間はシステムを購入した時点で当てにしていた太陽光システムの売電分が打ち消されてしまうわけだし。
ホームページにも一切そういった件に触れてないようだったので、参考までになび夫さんが東電に問い合わせてみることに。

【計画停電時の基本料金について】
Q1.計画停電が実施されているが、停電があった地域は約款に基づき基本料金が割引されるのか?
A1.現在どういった計算式で割引か検討中でございます。

Q2.約款の計算式で計算しないのであれば約款の意味がないのではないか?
A2.申し訳ございません、検討中でございます。

Q3.ホームページ等に「計画停電による基本料金の割引」について検討中の旨を掲載しないのか?
A3. 申し訳ございません、検討中でございます。

という回答でした。
何らかの割引は検討しているようですが、実際にそれが実施されるかどうかは現時点で不透明といったところでした。
⇒ 4/8に東電から「計画停電等に伴う電気料金の割引について」というプレスリリースが発表されました。(以下、抜粋)
『当社では、平成23年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震やその余震等による停電、および同月14日(月)から実施の計画停電により、停電した地域のお客さまを対象に、電気料金の割引をさせていただきます。
一般のご家庭など低圧で受電されているお客さま、および高圧で受電され契約電力が500kW未満のお客さまにおいては、1日のうち1時間以上の停電が発生した場合、1日ごとに基本料金の4%を割引し、5月分の電気料金ご請求時以降、順次精算手続をさせていただきます。』
⇒詳細はこちら(東電プレスリリース)


なび夫さん曰く、東電も節電、節電と呼びかけるだけではなく、皆が節電を率先して行う料金体系に移行すれば、こんな計画停電で一部地域の住民や企業だけに負担を強いるようなやり方をしなくてもいいのに!とのこと。
しかも、計画停電前後は「電気が使える間に充電したり、家事も色々やっておかなきゃ!」と、普段以上に使いたくなる心理が働くんじゃないかとも指摘していました。

確かに、それじゃ折角停電しても本末転倒だわね・・・。
うーん、でもだったらどういう料金体系なら解決できると思うの?

『計画停電が行われる地域・行われない地域があるわけだから、まずはこれを公平にするために提案@基本料金の無料化で、電気基本料金を0円(無料)にする。その上で、提案A電気使用料金の見直しをするとかね。うちは夜間電力が安いプランを選んでいるけど、普通は“従量電灯契約”というプラン。これは次のような3段階に分かれた料金計算がされているよ。
第1段階料金:最初の120kWhまでは1kWhにつき 17円87銭
第2段階料金:120kWhを超え300kWhまでが1kWhにつき 22円86銭
第3段階料金:上記超過 1kWhにつき 24円13銭
この価格設定を、例えば「第1段階料金・第2段階料金までは通常より半額に割引」し、「第3段階料金を3倍に値上げ」といった内容に変更することによって、“損はしたくない・得したい”という心理が働くから、何とか第2段階料金までに抑えよう!と自然と節電を心がけるはず。それにこの段階別設定なら、今まで電気をあまり使用していなかった層には恩恵が受けられるし、低所得層に負担を強いることもなくなるしね。
ちなみに理想は、この制度で余剰に集めた利益を“災害支援金”などに利用すれば、節電を心がける人はより心がけるし、お金に余裕のある人は普段通り電気を使用するかもしれないけれど、その分支援金として多く負担してもらえることになる。そうすれば大半の家庭・企業は節電を心がける側になると思うし、今丁度野球のナイターを使用するかどうかで社会問題になっているけど、これならナイター実施によってその金額が被災者に送られると思えば納得もできる。
運用が軌道に乗って強制停電をしなくても済めば、信号が消えて交通事故を招く恐れもなくなるし、自宅療養で酸素ボンベなどを必要をする人にわざわざ発電機を貸し出す必要もなくなるし。
これから年単位で覚悟しないといけない電力不足を乗り切るには、やっぱり今の状態は長くは続けられないと思うけどな。』

みなさんは今回の計画停電問題、どう考えますか?

さてさて、話を戻しまして・・・

H23年3月分のなび家電気料金です。
ちなみに、太陽光発電導入前の3月電気料金は、使用量432kwhで請求額が10,100円でした。
売電量は去年同月が216kwhだったのに対し、今年は265kwhという結果となりましたが、計画停電が実施された時間帯は売電に回せなかったので、単純比較は今後出来なくなりそうです。

なび家の23年3月分電気料金(使用期間2/18〜3/16・27日間)
(消費)
使用量 昼間 74kwh、夜間 191kwh → 総計 265kwh(夜間使用率72%)
請求額 4,286円
(発電)
売電電力量 265kwh
売電金額  12,720円
(差額)
3月分電気料金 = 4,286円(支払) − 12,720円(収入) = -8,434円

8,434円のプラス収支となりました。

◆なび家電気料金
H23年
3月 消費 265kwh:4,286円(昼間: 74kwh/夜間:191kwh)
   売電 265kwh:12,720円
   実質電気代: -8,434円
2月 消費 372kwh:5,397円(昼間: 91kwh/夜間:281kwh)
   売電 214kwh:10,272円
   実質電気代: -4,875円
1月 消費 370kwh:5,688円(昼間:104kwh/夜間:266kwh)
   売電 230kwh:11,040円
   実質電気代: -5,352円

H22年
12月 消費 263kwh:4,387円(昼間: 79kwh/夜間:184kwh)
   売電 157kwh:7,536円
   実質電気代: -3,149円
11月 消費 203kwh:3,814円(昼間: 70kwh/夜間:133kwh)
   売電 153kwh:7,344円
   実質電気代: -3,530円
10月 消費 185kwh:3,926円(昼間: 83kwh/夜間:102kwh)
   売電 260kwh:12,480円
   実質電気代: -8,554円
9月 消費 196kwh:4,180円(昼間: 90kwh/夜間:106kwh)
   売電 384kwh:18,432円
   実質電気代: -14,252円
8月 消費 183kwh:3,949円(昼間: 85kwh/夜間:98kwh)
   売電 426kwh:20,448円
   実質電気代: -16,499円
7月 消費 218kwh:4,561円(昼間:103kwh/夜間:115kwh)
   売電 378kwh:18,144円
   実質電気代: -13,583円
6月 消費 136kwh:3,220円(昼間:67kwh/夜間:69kwh)
   売電 398kwh:19,104円
   実質電気代: -15,884円
5月 消費 151kwh:3,411円(昼間:73kwh/夜間:78kwh)
   売電 473kwh:22,704円
   実質電気代: -19,293円
4月 消費 233kwh:4,446円(昼間:96kwh/夜間:137kwh)
   売電 332kwh:15,936円
   実質電気代: -11,490円
3月 消費 258kwh:4,501円(昼間:87kwh/夜間:171kwh)
   売電 216kwh:10,368円
   実質電気代: -5,867円
2月 消費 311kwh:5,028円(昼間:95kwh/夜間:216kwh)
   売電 157kwh:7,536円
   実質電気代: -2,508円
1月 消費 343kwh:5,828円(昼間:124kwh/夜間:219kwh)
   売電 216kwh:10,368円
   実質電気代: -4,540円

H21年
3月 消費/214kwh:4,511円(昼間:64kwh/夜間:150kwh) 
   売電/223kwh: 6,729円 
   実質電気代: -2,218円
4月 消費/173kwh:3,949円(昼間:62kwh/夜間:111kwh) 
   売電/452kwh:13,879円 
   実質電気代: -9,930円
5月 消費/135kwh:3,292円(昼間:67kwh/夜間: 68kwh) 
   売電/478kwh:13,669円 
   実質電気代:-10,377円
6月 消費/136kwh:3,035円(昼間:54kwh/夜間: 82kwh) 
   売電/335kwh: 9,340円 
   実質電気代: -6,305円
7月 消費/158kwh:3,246円(昼間:61kwh/夜間: 97kwh) 
   売電/331kwh: 9,050円 
   実質電気代: -5,804円
8月 消費/150kwh:3,300円(昼間:71kwh/夜間: 79kwh) 
   売電/380kwh:10,304円 
   実質電気代: -7,004円
9月 消費/147kwh:3,158円(昼間:65kwh/夜間: 82kwh) 
   売電/326kwh: 8,736円 
   実質電気代: -5,578円
10月 消費/144kwh:3,117円(昼間:63kwh/夜間: 81kwh) 
   売電/307kwh: 8,233円 
   実質電気代: -5,116円
11月 消費/200kwh:4,167円(昼間:98kwh/夜間:102kwh) 
   売電/168kwh: 4,219円 
   実質電気代:-52円
12月 消費/235kwh:4,206円(昼間:86kwh/夜間:149kwh) 
   売電/134kwh: 6,432円 
   実質電気代:-2,226円

◆参考 太陽光導入前の電気代
H20
1月 消費 490kwh:12,626円
2月 消費 450kwh:11,830円
3月 消費 432kwh:10,100円
4月 消費 394kwh: 9,434円
5月 消費 358kwh: 8,582円
6月 消費 283kwh: 6,829円
7月 消費 323kwh: 7,906円
8月 消費 454kwh:11,067円
9月 消費 339kwh: 8,292円
10月 消費 299kwh: 7,328円
11月 消費 314kwh: 7,689円
12月 消費 330kwh: 8,075円
合計       109,758円

太陽光発電を導入したことによるやちなび家の導入メリットは
10,100円(太陽光発電導入前に支払っていた電気代) + 8,434円(今月の電気代収支) = 18,534円
今月は18,534円の導入メリットになりました。
⇒設置からの太陽光発電導入メリット 総合計 422,036円(導入後2年1ヶ月)

★ご参考
やちなび家の太陽光発電システム
/シャープ サンビスタ
太陽光発電モジュール  ND-153AU
パワーコンディショナー JH-L624
西面30度 17枚 2.6kw
東面30度 15枚 2.29kw
合計      4.89kw

やちなび家のシステム設置依頼先
/(株)ビッグ・インテック関東支社 http://www.bigintec-chiba.com/index.html
〔体験レポートはこちら〕
2009年01月28日 太陽光発電システム設置をなび家で検討!
2009年02月24日 太陽光発電がいよいよ始動!
2009年03月15日 設置後の我が家は?“液晶モニター”と“おトクなナイト10”効果
2010年10月20日 メンテナンスサービスを受けました!
2011年03月14日 【計画停電】太陽光発電システムの非常電源の使い方「自立運転モードって?」

●株式会社ビッグ・インテック 関東支社 047-483-3374
千葉県八千代市村上1610-6川嶋ビル2F(地図)東葉高速鉄道「村上」駅より徒歩10分
【ホームページ】(関東支社)http://www.bigintec-chiba.com/index.html、(本社)http://www.big-intec.com/
【なび子のお店レポート】http://yachinavi-taiyoko.seesaa.net/article/115563717.html



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