今回は工事の流れをご紹介していきましょう。
→太陽光発電システム取り付けの経緯はこちら
12月中旬に契約をした後、すぐに2回ほど業者の方がいらっしゃいました。太陽光発電システムを実際に取り付けるビッグ・インテックさんは、屋根の形状などを確認するために屋根へ登ったり、家の中にも少し入って液晶パネルや太陽光発電専用のブレーカーを設置する位置を確認したりもします。
足場やさんの方は、家のまわりだけをチェックしただけで、家の中には特に入られませんでした。(このとき私は不在で、名刺だけ置かれていた感じです。)
1月13日以降、すぐに工事が始まるのか気になっていましたが、なかなか工事予定が確実に出ません。どうやら受付番号が割り振られてからでないと、ちゃんと補助金が出るという証拠にならないので、これをビッグ・インテックさんは待っていたようです。
番号は直接各家庭に郵送されるそうで、それをビッグ・インテックさんの担当にお伝えするようお話がありましたが、仮で予定していた工事日程(2/6〜)も近づいてきたため、受付元になび夫さんが連絡!
「工事に間に合うよう手配します」という回答をいただき、何とかギリギリ無事に番号ゲット!
予定通り、5日間の工事が開始されました。
@2/6 足場組み立て
足場組立の専門業者さんが2〜3名で作業します。朝8時過ぎにはトラックで来て、午後2時頃には設置完了!
この足場があることで、太陽光発電システムをより安全に、確実に施工することが出来るわけです。ビッグ・インテックさんではない他の業者さんだと、結構足場を組まずに施工する会社も多いみたい。アンテナの設置を依頼したときも、2階からはしごで登って作業していたし、足場がなくてももちろん屋根での作業は出来るんだろうと思いますが、やっぱり確実に細かい作業をするには不可欠かもしれません。
A2/7 宅内電気工事
この日から、ビッグ・インテックさんが施工をスタート。9時頃からいらっしゃり、室内モニターや太陽光発電用のブレーカー、パワーコンディショナー(太陽光で作った電気を家庭で使えるように変換する装置)を設置しました。
部屋の中での作業が多いため、お昼の休憩(1時間ほど)以外はほとんど家の中に作業の方がいらっしゃいます。そのため、この日は必ず家に私かなび夫さんがいるようにしました。
あと、室内モニターを設置する際に20分ほど停電時間がありましたが、冷蔵庫の中も特に問題なく、食品を保冷庫に入れたりするような特別なことはしなくても大丈夫でした。
夕方4時頃まで作業は続き、最後に壁に穴を開けたりするので床に汚れが少し飛び散っていたものを掃除してくれて、終了となりました。

左が太陽光の発電状況を見ることが出来る室内モニター、右はその真下にあったコンセントに非常用コンセント(黄色い枠側)が追加された写真です。停電時はパワコン自体も止まってしまい太陽光発電とはいえ、家の電気は止まってしまいます。その際、室内モニターのボタンから自立運転に切り替えると、この非常用コンセントのみが使用できるようになります(通常時は何か差し込んでも全く作動しません)。ちなみに、非常用は昼間発電しているときのみ作動します。パワーは通常電力ほど無いので、エアコンなど大物は動かせないそう。

黄色い枠側のブレーカーを新たに追加しました。右側は従来から付いていたものです。

ブレーカーの近くにある外壁に、パワーコンディショナーが設置されました。

配線もきれいに施工してもらいました。
B2/8 架台設置
部屋太陽光パネルを取り付ける架台を、屋根に設置する作業でした。別で仕事があったそうで、この日は10時半頃からのスタート。風が強かったため、通常よりやや作業が長引いたようでした。ちなみに、すべて屋根での作業となるため、一日外出していましたが問題ありませんでした。

チョークのラインに沿って、正確にキレイに取り付けられていきます。

ケーブル配管も済み、あとは明日パネルを設置するのみとなりました。
C2/9 太陽光パネル取り付け
架台に太陽光パネルを取り付ける作業が行われました。はしごを使って大きなパネルを下から上へをひきあげていきます。作業は思いのほかスムーズで、12時半頃には終了しました。終わりにきちんと室内パネルにランプがつくかどうかのチェックを行い、ビッグ・インテックさんの作業は無事完了となりました。

こうして見ると、1枚が結構大きい!

1枚ずつはめ込んで、さらに配線を整えていきます。

思いのほか屋根にはスペースが。今後アンテナ工事などを別業者に依頼したりした際も、歩けるスペースが残っているので、パネルを設置したあとでも作業ができるようになっているそうです。もちろん、太陽光パネルの上を歩くのは厳禁!

こうして遠くからみると、かなり目立ちます!
D2/10 足場撤去
足場やさんが午後に来て、1時間半ほどで撤去をしてしまいました。
これで家まわりは元通りになり、取り付け工事は完了しましたが、まだまだ発電はしていません。東京電力との「連係」という作業が終了して、初めて発電開始となるそう!表示の変わらない室内メーターを何度も見たりして、かなり待ち遠しい日々でした。
E2/12 メータ交換・設置
発電して余剰電力が発生した場合、東京電力に売電するための「売電メータ」設置と、電気契約を「おトクなナイト10」に変更するために、既存の「買電」メータを変更するため関電工が工事に来ました。
朝9時ちょっと前から9時半頃までと、あっという間の作業でしたが、室内のブレーカーがある場所での作業となるため家にいる必要があります。
この作業終了時から、電気の契約が「おトクなナイト10」となり、夜間22時〜翌8時は割安に、昼間は割高な料金設定へと変更されました。ちなみに、切り替え時に停電が20分ほどあります。
まだ発電していないのに、昼間割高な料金になるのはもったいなかったのですが、明日からの予行練習と思って少し日中の節電を心がけます。すると、色々と問題点が・・・!
どう電化製品を利用するか、なび夫さんと再検討。
F2/13 連係
東京電力の方と、ビックインテックの方が来て「連係」を行いました。漏電がないか?電圧に問題がないか?等を計測し、ついに発電のブレーカーが降ろされ、発電開始となりました!
時間は15時半、空には厚い雲がかかっておりましたが、発電を確認!!我が家の太陽光発電システムが始動した、感動の一瞬です。
ちなみに、この作業の際にも漏電・電圧確認等のため、停電が15分ほどありました。

さて、次回からは、発電が始まってどういった効果が出始めたのか?どんなメリットがあったのかなどを、ご紹介していきましょう!
★なび家はこちらに太陽光発電システムを依頼しました!→お店体験レポートはこちら●株式会社ビッグ・インテック 関東支社 047-483-3374
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